Profile page
ケモノ中心の描きのシッポといいます。
乗用動物が大好きです。
実際にその世界の温度や風を感じるような世界デザイン・イラストを目指します。
WEBサイトはチェコのVulpixくんが作ってくれました。
名前: | ディアナ |
種族: | アドバンシア |
性別: | Male |
年齢: | 12才くらい |
その他: | 不思議な色のアドバンシア。 翼があるアドバンシアはこの世界では珍しい。 努力家で人前では明るいが、独りになると弱さが出ることがある。 出生不明で体内に欠陥がある。 本が好きで薬草などにも詳しい。 よく体色が派手だと言われる。 月明かりが大好き。 |
名前: | クルード |
種族: | ウインディア |
性別: | ♂ |
年齢: | 成竜 |
その他: | 翼も角も切り落とされたウインディア。 大戦終了間際に捕らえられ、大戦から戻ったフルクと知り合った。 他の同種族よりも大人しく、悲観的な性格である。 体に着けているハーネスは、鞍や腰布と分離可能である点はウインディア用のものだが、鞍の形状はより地上での使用に適したものになっている。 腰布の青はほんにんの趣味である。 |
名前: | フィール |
種族: | ライディア |
性別: | ♂ |
年齢: | 成獣 |
その他: | ライディアとしては重種の血が濃い個体。 薄緑色のライディアは珍しいが、とりわけ特別扱いを受けることはなく、飼い主であるナルシアの乗用や車引きに使われている。 他者の感情をよく読み取り、気遣う姿を良く見かける。 両足のプロテクターと、宝物である首輪は外さない。 |
名前: | ルナ |
種族: | ロングテール(ラィディア) |
性別: | ♂ |
年齢: | 成獣 |
その他: | ちょっぴり自信過剰なライディア。 尾の長い希少種「ロングテール」で、フィールと特に仲がいい。 ロングテールの特徴として、ライディアとしては少し小型だが瞬発力、持久力ともに優れ、ハンターを避けつつ街の周辺で散策したりすることもある 何かあるたびに自慢げな口調が飛び出すが、実は寂しがり屋で陰で自信をなくしていることもいばしばである。 胸前の青い掛け布を大切にしている。 |
名前: | ルクティア |
種族: | キツネ族 |
性別: | ♀ |
年齢: | 16才くらい |
その他: | ベルトっぽいものが大好きなキツネ族の女の子。 仲間内ではそのひと当たりのよさと、料理の腕から人気がある。 手先が器用でなんでも上手くこなすため、町で色々な職の手伝いを転々としている 基本的にはパン屋での仕事が多い。 非力なため弓を練習しており、そこそこは使えるようになったが、生き物を殺すのが嫌で基本的には使わない。 服や小道具も自作できるため、手伝いの件も加えて街での顔が広い。 頭はいいが天然で大事なことをよく見落とす。 あまり落ち込まない前向きな性格。 |
名前: | フルク |
種族: | キツネ族 |
性別: | ♀ |
年齢: | 20才くらい |
その他: | 天才的な身体能力を持つ剣士でクルードの乗り手。 姉がナルシア、妹がルクティアの3姉妹の次女である。 竜騎士時代の槍、剣に加え、地上での戦いで主力武器である特殊な大剣を軽く振り回すが、弓が絶望的に下手であり、かつて竜騎士見習い時代には苦労した。 姉には頭が上がらないが、クルードに対してはなぜか非常に厳しい。 ディアナのことを気に入っている他、フィールなどとも仲が良い。 いつも桃色の半そでコートを着ている。 |
名前: | ナルシア |
種族: | キツネ族 |
性別: | ♀ |
年齢: | 26才くらい |
その他: | フルクとルクティアの姉で通称「歌姫」だが踊りも上手。 酒場から祭りまで活躍の場は広い。 オオカミ族の剣技をマスターしている。 料理をはじめとした細かいことが苦手。 フィールがしばしば振り回されて困っている。 服装が頻繁に変わるが、基本的には普段用と戦闘用の2つに分類できる。 |
名前: | シルヴィア=アクリス |
種族: | 守水竜 |
性別: | ♀ |
年齢: | 成竜 |
その他: | 物静かな♀の水竜でエクゥナードの姉。 守水竜の一族だが鎧をつけていない。 群れの「女王(代表的な役割である)」をしているが、 目が全く見えない。 おだやかな性格で他者からの信望が厚く、群れ全体のお母さん、お姉さん役。 いつもは洞窟の奥で考え事をしたり、群れの仲間の悩み事に答えたりしている。 幼いころの記憶がないが、知識が多い。 長く生きてきた雰囲気を感じる守水竜で、はしゃぎすぎる弟をくすぐったそうな表情で嗜めたりする。 装飾品の青い帯の部分は波の模様を記憶する。 |
名前: | エクゥナード=アクリス |
種族: | 守水竜 |
性別: | ♂ |
年齢: | おそらく成竜 |
その他: | シルヴィアの弟にして群れの一員。 一族の特徴である、多色の角と2色の瞳を持つ。 活発な性格だが遠出をすることが多いため、姉に鎧を着けさせられた。 年がら年中、頭はおいしいお魚でいっぱい。 群れで唯一、戦うための武器の継承者となったが、基本的に魚取りにしか使わない。 無駄に元気で騒がしいが、シルヴィアと同じ水域にいるときだけは控えめに活動するように心がけている。 鎧の下革は海水に強い特殊な品。 |
名前: | ノスフェラート |
種族: | アドバンシア |
性別: | ♂ |
年齢: | 26才くらい |
その他: | 魔法を使える数少ないアドバンシア。 一族の特徴たる蒼く大きな翼に恵まれていたが、古代魔法の代償に片方を闇に取り込まれる。 古代魔術が禁忌であるためか、一所に留まることが少ない。 屋外では黒いローブに身を包み、呪われた翼を隠している。 高価な輸入品であるメガネをかけている。 武器として大きな鎌を振り回すが、攻撃方法は複数あるらしい。 |
名前: | Shilve |
種族: | シルバーウイント(ウインディア) |
性別: | ♂ |
年齢: | 成竜 |
その他: | もっとも美しいとされる、白銀の毛皮を持つ竜、シルバーウイントの若竜。 なんども捕まってはいるが奇跡的に今は自由の身。 しかしシルバーウイントの所有は貴族のステータスでもあるため、頻繁に狙われる。 種族の特徴である高い短距離飛行速度、旋回性能および離陸速度だが、彼の場合はそれらに突出している反面、持久力に問題がある。 アクセサリーを着けるのが嫌い。 水浴びが好きらしい。 |
ホロビ
名前: | ホロビ |
種族: | 亡霊(ウインディア) |
性別: | ♂ |
年齢: | - |
その他: | 大昔に残酷な殺され方をした竜の亡霊。 心だけ現世に留まり長い時を過ごしている 封印されていた聖竜のフレイスに外の世界のことを話し、非常に長い付き合いになる。 無音でどこにでも現れ、血を流した姿で目撃されることも多いが誰にでも見えるというわけではない。 体に鎖がかかっているが、これは彼の死亡時のものではなく、亡霊になった彼が形成したものであるため、動きの妨げにはならないようだ。 |
名前: | フレイス |
種族: | 聖竜 |
性別: | ♂ |
年齢: | 成竜 |
その他: | 各神殿ごとに封じられた聖竜の一匹。 直情的な性格で魔力も強い。炎の力を操る。 派手な格好が好きで、ピアスは自ら選択した装飾品である。 腕輪と足環は聖竜を制御・封印するためのもの。 |
名前: | ライア |
種族: | 聖竜 |
性別: | ♂ |
年齢: | 成竜 |
その他: | 聖竜の召喚士が召喚し戦いに用いようとしたが、魔力が低いため使いものにならず、町の人々の気休めとして神殿に繋がれたままで長く居た。 時が止まった空間で永遠に生きるため退屈している。 風を操る力を持つらしい。 |
エスフィル
名前: | エスフィル |
種族: | 騎竜 |
性別: | ♂ |
年齢: | 成竜 |
その他: | オオカミ族の乗用獣。 忠実で高貴な性格。 共通語は話せないらしい。 元々王族の乗用獣であったため戦闘訓練を受けており、強力な蹴りを駆使して乗り手を守る。 手は親指があるが不器用。 種族共通だが重い鎧を着けても走れる力がある。 |
エクシス
名前: | エクシス |
種族: | バースト |
性別: | ♂ |
年齢: | - |
その他: | バーストとは、この世界でまだだれも知らなかった知識を持つ動物たちの名前で、彼の種族はキツネである。 彼らがどこから来たのか知る者はいない。 全てのバーストにいえることであるが、知識に非常に偏りがある。 イクシスの技術は乗用装備の製造。 目視での採寸に長け、、皮革の特殊な扱い方や加工方法も知っている。 生意気でいたずら好きな性格。 クルードを色々な意味で気に入っている。 首輪をしているが飼われているわけではない。 |
アルテミス
名前: | アルテミス |
種族: | キツネ族 |
性別: | ♀ |
年齢: | 23歳くらい |
その他: | 召還師の血を引く女の子。 青い毛色は一族の証で、魔法関係には詳しい。 魔法を使える素質はあるが、使ったことはない 無口で大人しい性格で争いごとは苦手。 よく眠る。 |
名前: | ディアナ |
種族: | アドバンシア |
性別: | ♂ |
年齢: | 10歳くらい |
その他: | 薬学研究部の被験体。 知能と自我の発達が目覚しかったため、実験後の殺処分を免れた。 体のあらゆる部分に実験の後遺症が残る。 おとなしい性格で極めて従順。好奇心は強い。 腰には制御具を固定するためのハーネスを着けていることが多い。 |
名前: | ステイシス |
種族: | アドバンシア |
性別: | ♂ |
年齢: | 18歳くらい |
その他: | 試作戦闘用人工生命体。 背中の電子翼は状況に応じて付け替え可能。 小型火気やエナジーソードによる空中戦を得意とする。 当初は命令をこなすだけの主体性を欠いた存在であったが、彼のマスターや他のアドバンシアの影響によって、感情を持ちつつある。 戦闘時は単独でも敵の飛空艦を撃墜できるほどの力がある。 日々のハードな訓練も淡々とこなす。 戦闘用であるため、体の構造も披験体用の竜とは異なる。 |
名前: | シリアス |
種族: | 幻獣 |
性別: | ♂ |
年齢: | - |
その他: | 謎の幻獣。 年齢、生まれ、種族さえ不明。 首に巻いているのは致死的な物理衝撃を緩衝するリフレクターストーン。 空は滑空以上に飛べるが、地上からの離陸は一苦労 雪山で暮らす。なんでも食べるが普段何を食べているのかは不明。 |
2015年2月16日 [制作時間]:27時間 [使用ソフト]:Sai
封印を解かれた聖竜を引き連れて、彼女は町を守るために悲しい命を下す。
キツネ戦車
2015年2月23日 [制作時間]:3.5時間 [使用ソフト]:Sai
がんばったら夕飯はネズミがいいな・・・
スノースフィア
2015年1月22日 [制作時間]:20時間 [使用ソフト]:Sai
そのオーブは雪を呼ぶ。では、雪は何を呼ぶのだろうか。
キツネ族の女戦士
2015年1月9日 [制作時間]:不明 [使用ソフト]:Sai
「彼女の鎧は攻撃を防ぎそうにないな。」「避けりゃいいんだよ。」
クルード練習
2015年10月2日 [制作時間]:不明 [使用ソフト]:Sai
暗い表情は元からなんですよ。そっとしといてください。
リトのどきどき雨宿り
2015年8月22日 [制作時間]:不明 [使用ソフト]:Sai
やばいよやばいよ、雨・・・降ってきたよ・・・
狐剣士・フルク
2014年8月20日 [制作時間]:不明 [使用ソフト]:Sai
朝のトレーニング終了っ!・・・さて、今日はどこで職探ししよう?
軍用コヨーテ
2014年8月15日 [制作時間]:不明 [使用ソフト]:Sai
うわ、この燃えてるの味方?迷った、また迷ったぁぁっ!?
騎竜クルード
2014年3月31日 [制作時間]:不明 [使用ソフト]:Sai
寒いけれどあなたの元へ。足、必要なんでしょう?
種族
種族: | キツネ族 |
大きさ・分布: | 体高1.5~1.8m・カシニアを中心に広く分布 |
食性: | 雑食性(肉を好む) |
知能・性質: | 全ての個体が言語を習得する知的な種族。 識字率はそこそこ。 |
亜種: | 一部血統で特殊な毛色が見られる |
詳細: | 大きな耳と尻尾、ふわふわした毛皮を持つ獣人。この国の中心・支配層で、文明社会に生きる。各所に都市国家状のまとまりをもっていたが、近年、王のもとにひとつにまとまった。ライディア、ウインディア、水竜各種、奴隷などを用い、農耕や狩猟を行う生活は豊かである。 同等の知能を持つアドバンシアを奴隷化し、ウインディアを家畜化するなど、他種族をコントロールする技術に長ける。 建築にも優れ、岩などを掘り込んだ建築、地下倉庫や水路を多く持つ。 北方の大陸に暮らすオオカミ族とは長年敵対している。オオカミ族より華奢で体力にも劣るが、竜騎士を持つため、軍事力的には他族に引けを取らない。 使用する通貨はシル。金貨、銀貨、銅貨を用いて取引される。 |
種族: | オオカミ族 |
大きさ・分布: | 体高1.6~2.0m・ノストラントを中心に分布 |
食性: | 雑食性(肉を好む) |
知能・性質: | 全ての個体が言語を習得する知的な種族。 識字率は不明。 |
亜種: | 未確認。 |
詳細: | 灰色の毛皮と黄色い目を持つ獣人。キツネ族の居住地域から海を隔てた北西の大陸に住む。キツネ族ほど人口は多くないが、厳しい気候の中で町を作って暮らす。全体的に体が大きく好戦的。 騎竜に乗り狩りをする勇猛な種族であり、体力に優れ誇りを重んじる。 北西の大陸のとりわけ北の方は資源や食物に乏しいため、豊かな土地を求めてキツネ族への侵攻を繰り返している。 戦闘においては、長短2本の刀を用いた独特の剣術を使う。片刃の長剣と、特殊な鍔とハンドガードのついた防御用の小剣を組み合わせる。鉄の性質上、オオカミ族の剣は折れやすく、そうでないものは高値で取引されるらしい。鎧は首回りを覆う「えり」のついた特殊な形状のもの。 手足(先)がキツネ族と比較すると、体に対して大きい。その分不器用。 騎竜は騎乗者に強さを求めるため、もともと体の強いオオカミ族は騎竜に認められやすく、一度主従関係を結べば良き相棒となる。 |
種族: | アドバンシア |
大きさ・分布: | 体高1.6m・カシニアを中心に広く分布 |
食性: | 雑食性 |
知能・性質: | 全ての個体が言語を習得する知的な種族。 識字率は半分以下である。 |
亜種: | 亜種ではないが、翼や角といった古代からの血を濃く残している個体が確認される。 そういった亜種はしばしば迫害の対象になる。 |
詳細: | 基本的に非好戦的で、本来は自然に密着した生き方をする種族。かつてはウインディアとの関係も良好であった。ウインディアに似ているが大きさは圧倒的に小さく、直立している。角や翼もない。 キツネ族に奴隷として使われている種族で、隷竜と呼ばれる。その数はキツネ族に次いで多い。 隷竜の生活はその所有者に依存し、稀に私財を持つものもいる。お金があっても自分で自由を買うことは認められていないが、お金は個人の所有物であるため、何らかの方法で金銭を手に入れれば主人との交渉はできる。もっとも、現状アドバンシアが主人の元で私財を保つのはほぼ不可能。ただし、仕事については主人の許しなしに自分で受けることはできない。 主じんが許した場合、首輪・腕輪についてはおしゃれが許されているが、基本的に服装はロインクロスのみ。主じんから与えられた服やアクセサリー用の首輪および腕輪を装備することは許されている足輪は外すことが許されないため、アドバンシアは足を見ればそれが隷竜か自由民かがわかる。 内乱の後、法律にはアドバンシアが自らを自由民にできる方法がいくつか加筆されたが、基本的には他の制限が上手くこれを妨げているため、自ら望んで自由民になれるアドバンシアは稀。なお、自由民になったものはキツネ族と同じ権利を法律上有する。 ・アドバンシア本来の服装は、その体系に合った特殊な形状をしている。 成長しても身長は獣人よりも若干低く、建築がキツネ族基準のため色々と苦労がある。(階段の一段一段が高いとか。) 幼形成熟のため年齢が分かりにくい。 特にウインディアを扱うことに長ける者が多いが、自由民でなければ騎士の試験を申請できないため、竜騎士になる者は滅多にいない。また、アドバンシアは獣人族全般に蔑まれているため、竜騎士試験の合格そのものも困難である。 |
種族: | ウインディア |
大きさ・分布: | 2.8~3.3m・カシニアを中心に広く分布 |
食性: | 雑食性 |
知能・性質: | 高い知能を有し、共通語を習得する。 基本的にひとを襲わないが、自衛のためには容赦ない。 |
亜種: | シルバーウイント(銀竜)など |
詳細: | ウインディアは雑食性の大型飛行性哺乳類。白い毛皮に様々な色の髪(青系・赤系が多い)をもつ。2対の角と大きな翼をもち、自由に空を飛びまわる。個体数そのものはそれほど多くなく、支配層のヒトや獣人と共通の言語を用いる。同種間での交流も存在するが、基本的に広い縄張りを持ち少数で暮らすため、社会的に大きくまとまることはなく、自然の中で野生動物として生きる。 ウインディアは基本的に、同じ知的生物である獣人やアドバンシアは襲わないが、手を出した場合には手痛いしっぺがえしを食らう。しかし、野生個体の減少とともに、野生のウインディアとの接触の機会は激減した。 キツネ族はウインディアを捕獲し調教することによって乗用に使用する。ウインディアの個体数は多くは無いため、捕獲されるウインディアの多くはオスで、竜騎士の保有するウインディアの全体について見た場合、オス対メスは8対2ほどである。 ウインディアによって可能になる、上空からの戦闘や高速な物資の輸送は、この地域の対外的な防衛力の高さや物資の豊かさの源となっている。 亜種のシルバーウイントは本種よりも小型で乗用には適さないが、観賞用として優れるため貴族に需要が多い。シルバーウイントの生息環境は不明で、極々稀に目撃されると懸賞金が出るほど。 |
種族: | ライディア |
大きさ・分布: | 背高1.5~1.8m・各地に分布 |
食性: | 雑食だが全体的に温厚で、あまり大きな動物は襲わない。 |
知能・性質: | 知能は低くはないが高くもなく、言語習得は極めて稀。 極稀に見つかるロングテイルは言語を習得し知能が高い。温厚。 |
亜種: | 希少種で尾の長いロングテイルや大型種などが確認されている。 |
詳細: | He is the foxes called "Burst". ライディアは雑食性の大型哺乳類で、キツネに似た顔立ちと尻尾、鹿のように長いが肉球のある足を持つ。 毛色はさまざまだが、主に黒、灰色、茶色である。腹側の毛色が薄く、足先や尾の先も薄い色であることが多い。 野生にも広く生息し、果実や小動物、小鳥や魚などなんでも食べる。 国内の様々な場所で見かけることができる。 この地域の森には果実が豊富なため、森林周辺の草原を好む。 野生のライディアはヒトや獣人、アドバンシアを恐れるため、自ら接触を試みることは稀である。 ライディアはキツネ族が用いる中で、最も一般的な労働家畜である。稀に食用にもなる。 移動手段や農業においての利用の他に、川に沿って船を引いたり、臼を廻したり、 町の大門を開け閉めする労働などにも用いられる。 ロングテイルはライディアの突然変異個体で、人語に触れる環境にいれば高確率で言語を習得する。 バーストと関連があると言われているが、バーストの個体数が少なすぎることもあり詳細はわかっていない。 ロングテイルの尾は通常の1.5~2倍程度長く、耳の位置が低めでタテガミの生え方も獣人に近い。 この突然変異は特徴的な外見を持つため、観賞用や貴族のステータスシンボルとして高値で取引される。 ただし、ロングテイルは変種であり、一般にバーストとは呼ばれない。 |
種族: | 守水竜 |
大きさ・分布: | 体長15程度・Firia沿岸を中心とした浅く暖かい海 |
食性: | 肉食(魚食) |
知能・性質: | 高い知能を有し、共通語を習得できる。 知的で極めて温厚。 |
亜種: | 未確認。 |
詳細: | 特徴的な目と角を持ち、背中側を守る鎧を身に着けた変わった水竜の一族。 海に生きる数多い水竜族の中で最も穏やかな一族だと言われる。 彼らは大昔に早く泳ぐことを捨てたと考えられており、道具を製作する少し特殊な水竜である。 知能も高く、共通語を用いることが知られている。 守水竜は一族まとまって行動するため、どこかに本拠地があると言われるが、その場所を見た者はいない。 群れを統率するのは王または女王と呼ばれるが、基準は不明瞭で子に受け継がれることもない。 彼らは瞳孔と角膜で色が異なる目を持つ。角は、個体ごとに違う色をしているが複数の色からなっており、美術工芸品としての価値は高く乱獲された過去を持つ。 交易の相手になりうるが、法の保護の対象にはなっていない。キツネ族には、ウインディアと同様、対等の知能を持った野生動物として扱われる。捕えた守水竜に川で渡し船を引かせている例もある。 彼らは陸上の生物のなめし皮を水に強く加工したり、金属に色をつける技術をもつなど、技術水準が高い。 一族に伝わる特殊な魔道具がある。 |
種族: | 騎竜 |
大きさ・分布: | 2.5m ノストラント全域に分布 |
食性: | 雑食性 |
知能・性質: | 共通語を習得しない。飼育下において忠実で利口 |
亜種: | 未確認 |
詳細: | 2足歩行の竜で、翼がないがその分脚力に優れた種であり、長い尻尾でバランスを取りながら走る。騎竜とは、オオカミ族が騎乗用にしている竜であることに由来する。髪というよりもたてがみに近いものをもつ。北方の大陸に生息し、キタジカを主食とし、基本的に肉を好む。 手はあまり器用ではないが、果物を掴む程度のことはできる。握力もそれなりであるため、本気で掴まれれば怪我をする。 勇敢で力強い種であり、現地に住んでいるオオカミ族が好んで使役する。 キツネ族の国でも稀に野生化した個体が見つかるため、環境適応力は高いと考えられるが、詳しいことはわかっていない。 騎竜は体力はライディアに劣るが、知能や勇敢さはライディアより高い。したがってキツネ族にとっても利用価値はあるが、調教方法や飼育方法がわかっていないことと、入手の難しさからほとんど利用されていない。また乗り手を選ぶため扱いにくい。 |
種族: | 聖竜 |
大きさ・分布: | 召喚時時体高にして10m程度が多い・不明 |
食性: | 不明 |
知能・性質: | 非常に高い知性を持つ。性格は個体によって様々。 |
亜種: | すべて亜種ともいえるほどに身体的特徴が異なる。 |
詳細: |
聖竜とは、どの種族にも属さない種族で、共通の外見的特徴を有さないため、各個体が単一の種のようにも見える。今日の聖竜はすべて神殿の壁画によってのみ、その外見を知られる。聖竜は、各地の神殿にそれぞれ一頭封印されているといわれるが、召喚師の不在もあり長くその姿を現していない。 召喚師は各聖竜ごとにひとりのみいたとされ、聖竜の力を借りて魔法を使ったり、封印した聖竜を実際に呼び出すことで使役するなど、強大な力を持ったと言われる。 |
種族: | バースト |
大きさ・分布: | 動物種による・不明 |
食性: | 雑食性 |
知能・性質: | そのほとんどが際限なく知識を求めるため、基本的に居住地域の言語に堪能。 知能は高く、個体ごとに特定のことについての膨大な知識や特殊な技能をもつ。 |
亜種: | 未確認 |
詳細: | 外見的には現存する種族と同じであるが、知能・知識が著しく高い個体をバーストと呼ぶ。 どこまでをバーストと呼ぶかは難しいところであるが、本来言語を習得しない動物が習得した場合はバーストである。 バーストの発生原因は不明であるが、忘れられつつある「魔法」が関与していると考える者も少なくはない。 その外見が、知的でない野生の動物のいずれかに酷似していたことから魔憑きと呼ばれ、 見つかり次第殺されてきたが、近年は王の保護とその技術を確保する動きも見られる。 |
地理
地域地図
カシニア(キツネ族の国)
リリス
割と都会。ディアナが暮らす塔がある。きれいな町。モデルはヨーロッパ。封じられている竜の名前はフレイス。 川を二つに割って作られた町。川をさえぎるため、場所によっては厚さ100mを超える城壁がぐるりと円形に町を取り囲む。 川から直接取水し、町を貫流する水路を引いてある。水路には場所によって上水用と下水用があり、下水用にはゴミ等を捨てて流してもよい。 当然ながら下流が下水。水路は城壁の下を通って再び、川と合流する。 防御都市であり、竜騎士の砦がある。モトラ
乾燥地帯。日干し煉瓦とか石造り、まれに木も。城壁に囲まれていて、竜の調教施設や砦らしい建物がある。 バーストのエクシスの竜具屋、居酒屋、竜騎士の砦、広場、用水路、地下に広がる家畜舎、町を囲む城壁とそれにくっついた家。グラシエラ
もともとは防衛都市だが、常駐している兵力は少ない。 北方の高山帯。近くに城もあるが道が悪い。山を謎の技術で掘り込み、トンネル状の住居群を構えている。 天井が高いため、ウインディアやライディアでも、住居群の奥の方まで進入することが可能。 木が少ないため、燃料や食料は主に空輸。雪は少ないが資源にも乏しい。灯り石を産出する鉱山が近くにある。トゥーリス
大樹の下の乾燥地。大樹のために雨量が少なく地面は干からびているが、人工水路によって取水しているため水には困らず、若干の緑もある。 周りは荒地。町には門がなく、町の周囲をめぐる巨大な石の橋を渡って出入りする。 石橋には木製の橋をかけてあるが、緊急時町側に引き上げることができるフィッセル
フルクのアジトがある街。大きな岩山の上には聖竜が封印されているといわれる神殿がある。封じされている聖竜の名前はライア。ウェッセン(西の大陸グレイン東岸・オオカミ族の国)
森の中にある神殿を中心とした散村。旅の途中に立ち寄る休息の地として有名だが、人口は多くない。緑色の灯り石で飾られている。ノストラント(西の大陸東岸・オオカミ族の国)
エレンハート
エレンハート 狼族の首都。詳しいことは不明。城があったり、独自の産業が発達していたりするらしい。北の大陸だが海が近く温暖。アデュシル
海岸の町。アディシルとは目と鼻の先。魚介類が豊富な港町。ラディシル
アディシル近海の島にある町。オオカミ族の基地があり、竜騎士迎撃用の投槍機の配備された防衛拠点がある。生活
政治
全般
王族を頂点とした身分制の社会で、最下層は隷竜(奴隷)。 王族および貴族が権力の中心であり、立法を行う。彼らの持つ武力は騎士と民兵。 庶民は移動を含めて比較的自由で、王都や貴族の領地を自由に20:03 2014/02/27行き来する。 食糧に富み、全体的に豊かで余裕のある暮らしをするものが多い。 竜騎士団は王族や貴族からはある程度独立して存在しており、それらによる依頼があれば報酬と引き換えに協力する。 竜騎士の戦闘力は非常に高く、訓練された騎士100人分以上だと言われる。 竜騎士団は竜を扱うため多額の資金を要し、王は竜騎士を失うと国防が危うくなるため、両者依存の関係にはある。 基本的には王の作った法に基づき、王もしくは貴族が自らの領地を治める。税率などは統治者の裁量による。 王都は王が直接統治する都市で、それ以外の街のトップは貴族から選出される。一部の防衛都市には竜騎士がトップを務めるものがある。 竜騎士とそれ以外の身分を比較すると、竜騎士団長は王には及ばないものの通常の貴族以上の力を持ち、 師団長は貴族と同様、そのほかの竜騎士は騎士と同等の身分として扱われる。身分
王族
王族と呼ばれるものは王家の血を引くものおよびその関係者である。法律を作ったり運用したりする。しばしば権力の乱用が見られる。 戦争などの時には王を頂点として国が動くが、竜騎士が強力なため、 小規模な争いであれば地方の貴族の兵力と竜騎士にまかせてしまうことが多い。 王族の収入は、領民や貴族からの税収である。 現時点で財源が王族に集中しているため、貴族に対する王族の影響力が大きい。 王族は紫を好むらしく、紫の生地に金の装飾を施した服装が多い。王族のオスは文武両道で、実用重視の剣を帯びる。貴族
貴族は基本的に地方や町などの行政を担当する。王を直接補佐する者もいる。 中~低位の貴族には、街にある塔や道沿いに配置された駅のトップを任される者などもいる。 上位の貴族は小さな城を持っていたり、そうでなくても大きな屋敷に住んでいる。 下位の貴族には、実質位だけで、身分以外は裕福な庶民と暮らしぶりの変わらない者もいる。 暮らしぶりが庶民と同じであっても、貴族は庶民よりも高身分であることは間違いない。 貴族の中には、竜騎士を長期間雇うことのできるものもおり、貴族の警備は竜騎士にとってはおいしい仕事である。 貴族の主な収入は、領民からの税である。 また、貴族が商会と繋がっていることも多く、商人も貴族にとっては収入源となる。 基本的には世襲制であるが、運が良ければ政略結婚やお金を積むことで貴族になれることもある。 貴族の服装には特徴的なものは少ないが、一般的に来ている服に使われている布の枚数が多く処理が良い。 他に、貴族の中には衣服に家紋を刺繍しているものがいる。 貴族はほかの貴族や騎士、有力な商人などと交流を深めるため宴会をよく行う。 会の主はなんらかの出し物を用意することが多い。
騎士
騎士は王族や貴族に仕える者たちで、ライディアを駆る。 主に軍事を担当し、キツネ族の主力。乗用獣を用いるため、機動力がある。 主兵装は槍だが、両刃の長い剣も使う。 騎士の位は細かく、戦場での統制がとりやすいようになっている。 また、位とは別に、騎士間に主従関係が存在することも多い。 庶民にとっての領主は貴族であり、また騎士が仕えるのも貴族若しくは上位の騎士であるため、 庶民と騎士の身分関係は曖昧であるが、基本的に騎士の方が権力に近いため高位として扱われる。 騎士は王族や貴族に雇われる形で生計を立てる。 誇りを重んじるため、身分の低い商人に仕官する騎士は稀であり、不名誉なものとされる。 なお、傭兵は騎士に似た外見をしていても無位の者達である。 騎士になるには、一定期間ある程度高位の騎士に付き、騎士見習いをすればよい。 騎士見習いは騎士になるために避けては通れない道だが、騎士の家系の者は見習い期間が短い。 騎士の乗用獣ライディアは繁殖も容易だが、身体能力が高い元野生の個体が好まれる。 ライディアはひとによく慣れるため、騎士との関係は良好。 キツネ族の騎士が着ける鎧は、竜騎士のものよりも重くて頑丈。 靴の代わりに脚鋼を着けるものが多い。 兜もかなりの重さがあるが基本装備のひとつである。 装備の質は仕官先の実力に比例する。庶民(自由民)
自由民とも言われる。基本的に王若しくはどこかの貴族の領民で、税を払う義務を負うが他は割と自由。 橋などには通行税が科せられるものの、領民間の移動については制限がない。 この地域では庶民のほとんどはキツネ族であるが、一部アドバンシアも含む。 自由民の仕事は、主に農業と商工業に別れるが、自ら選択できる。農業を営む者は隷竜や家畜を多く所有する傾向がある。 また、運送や民兵、建築などで生計を立てるものもいる。岩を削った住居が多いため、建築に関する仕事は多い。 染色技術が浸透しており、服の色のバリエーションは多め。 服装は基本的に自由で、色や生地にも制限はない。 アクセサリーなどにも制限はない。 平均的な庶民であれば、シンプルながら色の付いた服を着られる。 乗用動物が多いため、怪我や汚れから足を守るためにブーツが広く使われている。
隷竜
奴隷であるアドバンシアのことを隷竜と呼ぶ。 隷竜はキツネ族がその勢力を拡大した辺りからずっと奴隷として扱われている。 内乱後、少数ではあるが自由民(庶民)となるものが現れた。 隷竜の生活はその所有者に依存する。私財を持てるかどうかも所有者による。 多くは肉体労働をさせられている。所有者の仕事のうち、危険な部分をさせられることも多い。 衣服は局部を覆う粗末なロインクロスのみで、夜間繋留するための足輪を身に着けていることから判断できる。 主人が許した場合、首輪・腕輪についてはおしゃれが許されている。 キツネ族の中にも極稀に何らかの理由で奴隷身分になる者がおり、その場合の服装は隷竜と同じである。
竜騎士
ウインディアと呼ばれる大型の飛竜を捕獲・調教し、それに騎乗して戦う空の騎士。 空中から放たれる弓や投槍、竜の動きを利用した槍捌きなど、非常に高い戦闘力・機動力を持つ。 竜騎士団は数こそ騎士に劣るものの国防の要であり、北方から領土への侵攻を狙うオオカミ族に対する切り札となっている。 竜騎士は法には従わなければならないが、国王の統括する騎士団とは別の組織であり、王の直接の影響力は少ない。 王と竜騎士団は、資金を出す王と、そのために国防に従事する竜騎士団という構図であり、竜騎士団内部の物事は竜騎士団の中で処理できる。 常に予備の竜を抱えており、また新たな竜の入手なども継続して行っているため、王のバックアップがあるとはいえども財政的には厳しい。 竜騎士団のトップは竜騎士団長で、基本的に前竜騎士団長に選任される。 また、師団長は竜騎士団長により選ばれ、各地方の竜騎士を束ねる。 その他の竜騎士にも位があり、高いほど権力が強い。 竜騎士になると、少ないながら毎月給与が出る。 ただし、竜の餌代などにお金がかかるため、特に下級の竜騎士は庶民の生活に溶け込み生計を立てる。 緊急時に召集され、竜騎士団としての軍事行動に参加する義務がある。 竜騎士になるには、不定期に行われる竜騎士登用試験にパスすればよい。 試験自体は自由民であれば誰でも申請できるが、実際に試験を行うかどうかは竜騎士団長が判断する。 試験にパスすると、予備の竜から好きなものを一頭もらうことができる。 その際選んだ竜は自分の所有物としてよいが、それ以降竜にかかる費用もすべて自分持ちとなる。 なお、戦いで竜を失った場合は新たな竜を与えられるが、竜騎士自らの過失で竜を失った場合、新たな竜は自力で入手しなければならない。 自力で竜を入手する主な方法としては、 ①竜騎士団から買う(竜騎士団からお金を借りることができる) ②市場で買う(選択肢は数頭程度、運が良ければ調教済みのものが手に入る) ③ハンターに直接捕獲依頼を出し、自ら調教して乗用にする(捕獲後の設備は竜騎士団が貸してくれる) の3つが挙げられる。 竜騎士試験にパスすると、竜のほかに武器・防具や服なども与えられる。 その中で最も貴重なものは剣で、竜騎士の剣には衝撃吸収の魔石がはめ込まれている。 この魔石は、装備者の受けるはずであった致命的な外力を自ら引き受けることによって、装備者を一度だけ守る。 そのため、竜騎士の剣は剣そのものの質のみならず、魔石の力のため非常に高価であり、 リフレクターソードとも呼ばれる。
竜騎士の剣は、竜の背からでも届くよう長さがある。 竜騎士のもつ剣の方が、生きた竜よりも高値で取引されることもある。 この衝撃吸収の効果は、竜に襲われ蹴りつけられた場合や高所で竜から落ちた場合にもはたらく。 竜の調教は、「馴致」と「訓練」の2つに大別することができる。 馴致前の竜はいわゆる野生の状態である。これを主に力づくでおとなしくさせる。 竜が誇りや積極性を失い、騎竜としての決まりに従うようになれば馴致は完了と言える。 訓練では、騎竜としてのより良い立ち回りを教える。特に、竜騎士が矢を射る時の飛行方法や、 竜騎士の動きに合わせて槍を引き抜く動作などは重要。 竜騎士の騎竜であるウインディアは、お金を積めば庶民でも手に入れられる。 竜は危険であるため取扱いの方法は決められているが、庶民や貴族の中には竜騎士ではないのに竜を所有するものがいる 竜騎士の服は、綿でできた丈夫なもので、上下に分かれる。半袖だがやや長いコート状の裾を持つ。 上空は気温が下がるが、戦闘時の動きの関係で動きやすい半袖が好まれる。 飛行時は、防寒用の大きなマントで首から下を包むこともある。
竜師
竜師はウインディアの管理を主な仕事とする。 一般的な竜舎において、竜師は基本的に一つの竜房を受け持つが、城の竜騎士に雇われる竜師は特定の竜を受け持つ。 主な仕事としては、竜房の掃除、餌や水やり、竜の装備の付け替え。 ウインディアの餌は軽く調理してから与えるものであるため、料理も仕事のうちに入る。 その点から、力仕事なのに女性が半数を占める。 危険な職業である竜師になるものは勇敢であるとされ、竜師の証である首輪を模した首巻きを着けていると町で一目置かれる。 バックル型の飾りが金であれば竜舎のトップの竜師、銀であれば一般の竜師である。 銀自体はそれほど高価でないため、誰でも手に入れられるものではあるが、 十分な知識や経験なしにウインディアの檻に放り込まれるのは危険なので、詐称するものはいない。 基本的に、竜舎か竜騎士個人との契約で仕事をする。 危険な職だがその分契約料も良いため、貧しい身の上の者が目指すことが多い。 1年仕事を続けていれば、顔なじみがひとりくらい死ぬか大怪我をするらしい。 その中には竜の反抗によるものもある。 服装は首巻きが特徴的。他に、長いブーツと手袋をしているものが多く、首から下げているのは笛と竜用の麻酔針である。商人
商売で生活を立てるひとたち。 穀倉地帯の食糧を町に運び、蓄えを管理し、売り買いすることで生計を立てる。 中にはハンターと契約し、珍しい商品を仕入れる商人もいる。 詳細に長けたものはすぐに裕福になるが、庶民の多くは初期投資ができないため、なかなかなれない職業である。 服装には特に決まりがあるわけではないが、取引専門の商人はわかりやすい服装をしている。 図の左は競売師、右は家畜商。 なぜか襟のある服を着るものが多い。
オオカミ族
北方の大陸に居住し、キツネ族へ度々侵攻を仕掛ける異民族。 キツネ族とは戦争状態にある。 オオカミ族の鎧は首の両側面を覆う形状をしているのが特徴である。 また、オオカミ族特有の、大小2本の剣を用いた戦法を使うため、剣を複数帯びている。 乗用動物として、2足歩行型の騎竜を用いる。 野蛮で血の気が多いと言われているが、キツネ族の地域で姿を見ることはほとんどない。歴史
1200年前、侵攻してきたオオカミ族を撃退したキツネ族は、この地の覇権を握る。 最大の勝因はウインディアの捕獲・調教方法の確立だと言われる。 また、ウインディアを用いた武力を背景に、周辺に暮らしていたアドバンシアの奴隷化が行われる。 この労働力により、キツネ族の発展はさらに加速する。 1050年前、気候変動が起き、飢餓・暴動が頻発するようになる。 当時のキツネ族の王は、権威を保つため、聖竜を封じた大規模な神殿を各地に建造する。 聖竜を探しだし、一頭ずつ神殿に封印していく。 一時期気候変動が弱まったため、キツネ族には、封じられた聖竜がマナを安定させたのではないか、という考えが広がる。しかし、気候変動再来。 最も壊滅的な被害を受けたのは王都であり、王都の住民は全員死亡したため、滅亡の詳しい原因は不明とされている。 王都消滅後、残った地方都市を中心にキツネ族の国ができる。 キツネ族はウインディアの力によりかろうじて権力を保持するが、小都市ごとに分散してしまう結果となる。 200年前、キツネ族の現在の王朝が各小都市を統合する。 この頃から、オオカミ族が土地を狙い、キツネ族へ度々攻撃をしかけるようになる。 6年前、隷竜がキツネ族の捕えているウインディアを一斉に解放し、キツネ族に攻撃を仕掛ける内乱が発生する。 キツネ族は、竜騎士の半数が使用できない状態となり、内乱は壮絶なものとなる。 また、当時竜騎士であったキツネ族の少女がウインディアに拉致されたことで、キツネ族がウインディアへの不信・嫌悪を強める。
5年前、様々な策略を用い、キツネ族はなんとかウインディアと隷竜の連合軍を追い詰める。 最後まで内乱を指揮していたあるウインディアの死によって、内乱は終わる。 内乱の結果として、隷竜が一定の条件を満たすと奴隷身分から解放され、庶民に加わることが許される。 また、ウインディアの管理法が見直される。 なお、この時期オオカミ族の侵攻が止まっていたのは、オオカミ族内でも内乱が起こっていたためだと言われる。
文化
概要
全体的に人口は少なく自然の残った世界で、あまり科学は進んでいない。 古くから動物を飼育・使役する文化がある。動物の権利思想などはあまり発達していない。 地域によるが小麦も米も作るため、食料は豊富でバリエーションに富む。 魚も食べるし、ライディアも食用になる。 食を支えるために果実が一役買っている。森林に果樹性の樹木が多いため通年何らかの食物があり、草食獣が比較的少ない。 北に行くとキタジカという草食性の鹿さんがいて、これも食用になる。鹿さん。機械(石油や電気)は存在せず、鉄鋼業や紡績・染色業、ほか手工業など比較的小さい商業組織からなる貨幣経済。 通貨はシル。金貨は銀貨10枚分、銀貨は銅貨100枚分の価値がある。
物価表
各知的種族がそれぞれの文化を持ち込んだことにより、技術力は偏って発達している。 例えば守水竜の技術は金属の加工と、耐水性の染料に長けている。 建築については、乗用動物が普及しているため、通路が全体的に広く屋根も高い。 家畜舎は地下や岩山などに作られることが多い。 これはウインディアなどを入れられる強固な建築に適しているため。 世界の随所に旧文明の遺跡や神殿が残り、その中には使われているものもある。 本や紙は存在。小規模だが図書館に近いものもある。
交通
信仰としてまとまったものはユグ信仰で、ユグという名の大昔の守水竜の王に倣い、 命そのものに敬意を払う生き方をする思想。主に沿岸地域に残る。 食事が糧となった者への祈りから始まるという特徴を持つが衰退気味。 信仰対象はユグそのものではなく、精霊信仰的な万物を対象とする。輸送
陸海空、それぞれ移動手段としては存在しているが、主に陸路が主流である。 騎乗術や獣車、竜車が発達しているため、徒歩で移動するものは少ない。 道はそれなりに通じているが、治安はあまりよくないため、護衛を伴う商隊や輸送隊が組まれることもある。 道に沿って数キロから十数キロごとに駅と呼ばれる休憩所兼倉庫がある。 駅には誰かが常駐しており、物資の輸送、休憩、宿泊をはじめ、緊急時の駆け込み小屋にもなる。 街道以外は道が整備されておらず、旅するものも少ない。 空路はウインディアを利用するが、二人乗りは基本的に厳しいため、 庶民に縁があるのは物資の空輸のみである。 海路は帆船か水竜船を用いる。 水竜船には種々の水竜が用いられる。 守水竜族は水竜の中では穏やかで知的な一族であり、田舎の海岸では取引相手にもなるが、 捕獲した守水竜を河川や海での移動手段にしているケースは少なくない。 下の絵は潜水防止システムの付いた水竜船。大型の水竜を使役する場合、このように特殊な船が必要となる。食糧
キツネ族・アドバンシア・オオカミ族といった支配層に加え、ウインディア・ライディア・騎竜すべてが雑食性である。 ただし、野生でのウインディアは魚食を好むことが多く、ライディアは様々な果実、騎竜は肉類を好む。 米や小麦はキツネ族やアドバンシアの主食となる。田畑は町の周囲には多くなく、街から少し離れた山岳などにまとまって展開する。 大型獣ウインディアの栄養を確保できているのは米のおかげ。 畑作は豊富な使役獣の労働力を活かして各地で行っている。色々な野菜の供給がある。 果実をつける木が多いため自然界にも食料は豊富。 乳製品ミリカという動物の乳から作る。ミリカの肉はおいしい。
魚はどちらかというと家畜のエサであるが、海岸地帯でしか獲れないため、漁師が水竜の飼養に使ったり、 ウインディアが好むため、竜騎士が与えることも多い。 海岸では一部の知能の高い水竜と物々交換で直接魚を手に入れられる場所もある。
魔法
理魔法と闇魔法
理魔法は召喚師のみが使える。 召喚師は自らの聖竜の力を借りて理魔法を用いることが、本来の魔法は使用者の体力をマナに変換して消費する。 理魔法自体では大したことはできないが、聖竜の召喚を行うのも理魔法であり、結果的に召喚士はとても強い力を持つ。 召喚師になれる者は、聖竜になんらかの縁のあるもののみ。ただし、召喚の譲渡について記された古文書の存在が噂される。 闇魔法は巨大な代償を必要とするが誰でも習得できる。禁忌であり、習得方法は不明。 使用者の生命を消耗して使用すると言われる。 闇魔法は理魔法とは比べ物にならないほど強力で、戦闘に適したものが多い。封印と召喚
対象の時を止め、この世界とは別のどこかに隔離する魔法術。 歴史上、聖竜以外に対して使用された例はない。 封印されたものは意識以外の一切が停止するため、たとえば封印時空腹なものはずっと空腹である。 封印を行うにはとても多くの魔道具を用い、多くの条件を満たさなければならない。 封印対象を封印から解放する方法は不明だが、召喚し実体化している間に大きな損傷を与えれば死亡すると言われている。魔法道具
不思議な力でさまざまな効果を持つ道具の総称。 灯り石を加工した石ランタンなどもこれに含まれ、 広く流通するものから滅多に見られない特殊な効果を持つものまでさまざまである。 同じ灯り石でも、色によって価値が違う。 魔法道具を作るには魔力の供給源が必要である。魔力の供給源として最も一般的なものは石であり、 これらを魔石と呼ぶ。竜騎士の持つ剣には衝撃吸収の魔石が埋め込まれている。騎乗
ウインディア
概要
ウインディアは大型で飛行が可能なため軍事や輸送などで重宝するが、獣人は運べて2人まで、物資もそれほど多くは輸送できない。 知能が獣人らと同等であるため制御が難しく、しばしば飼い竜に襲われる事故が起こるなど危険性が高い。 ただし、共通語が使用可能なため、口頭での指示が容易である。 入手は困難だが常にある程度の流通はあり、非情に高価であるものの、お金を積めば誰でも簡単に手に入れることができる。 飼育には色々と技術が必要であるが、竜舎ごとに専門家が居るためこちらも財源さえあればあまり不便はない。竜具など
乗用装備全容
ウインディア大型で力が強く危険なため、拘束力の高い制御具を装着してある。 手はアンカーで腰に繋がれており、アンカーを着けた竜は自ら装備を外すことができない。 また、竜舎外では頭絡を着けられているため、噛まれる心配も少ないが、蹴りだけは防ぎようがないため注意が必要。 騎乗するときは鞍に乗り、手綱と騎乗者の足を中心とした指示で動かす。
頭絡 (手綱・轡)
竜の頭部に着ける装備。基本的に竜舎から出す前に着け、竜舎に戻してから外す。 手綱を引くことでハミを通して竜に支持を与えるためのもので、巨大な竜を鞍の上から操るために必須。 竜の口に銜えさせ指示を与えるためのハミ(くつわ)と、ハミの位置を固定するベルトおよびハミに繋がれた手綱から構成される。 頭絡は、ハミを口に入れつつ前から竜の頭にかぶせるようにし、 角の間・後頭部・喉元・顎の下のバックルを締めることで装着する。 他のバックルは調整用であるが、基本的にオーダーメイド。 乗用にされている竜は基本的に成竜なので、頻繁に作り直す必要はない。 消耗度合いのチェックは通常竜師が行う。 基本的に、喉元のバックル以外はきつめに装着する。
くつわ(ハミ)
竜の口にくわえさせて固定し、これに着けた手綱を引くことによって竜に素早く指示を与える。 ハミには金属製のものと、皮革製のものがあり、竜の歯に合わせて選択したり、使い分けたりする。 竜によっては特殊な頭絡や複数のハミを使用することもある。 口を抑えることで、竜の強い力にテコの原理で対応している。
ハーネス
竜の体に着ける装備。基本的に夜間も含め常に装着しておく。 ハーネスとアンカーによって、竜の両手を拘束してある。 これがなければ竜は自ら装備を外せるため、使役どころではなくなる。 ハーネスのデザインには色々あるが、基本的にアンカーを着けるための腰の幅広のベルトに、 上半身、下半身それぞれに伸びる数本のベルトがついている。
アンカー
ハーネスの胴ベルトに取り付けられた二つの腕輪。 竜の両手を腰に固定しておくための装備。ハーネスのバックルに手が届かないようになっているが、 着けたままでも寝られるよう、多少の余裕がある。 今まで自力でアンカーを外した事例はない。 竜の骨格的には後ろ手での拘束は可能だが、長時間の着用が前提であるため、 アンカーは基本的に体の前面に配置される。鞍
鞍は皮製。布なのが詰めてあり、クッションになる。 乗り手だけでなく、竜の背中も保護する装備。 一般的な竜用の鞍は飛行時の姿勢に合わせて形度ってあるため、地上で座るには角度が急である。 地上での騎乗はふつう短時間であるため、アブミに立った状態で竜に乗る。 ハーネスを着けっ放しにすることと、鞍とハーネスを合わせた重量が竜騎士の手に余ることから、 鞍はハーネスと分離できるようになっている。 祭事などのため地上で長時間騎乗する場合、ハーネスにアブミのみを取り付けることもある。
翼鎖
翼鎖(よくさ)は、竜を街中などに繋いでおく際に使用する、いわば翼枷である。 各翼にそれぞれ固定したベルトには金具が付けられており、それらをつなぎ合せることで 簡単に竜の翼を拘束できる。 飛行時は邪魔になるため完全に外す竜騎士も多いが、竜繋ぎ場や繋留棒の横にはたいてい翼鎖が何組か置いてあるため 持ち運ぶ必要はない。
腰布
ウインディア用の下着。そのままにしておくと、飛行時下から丸見えなので身に着けさせる竜騎士が多い。 装着の仕方は以下のような感じ。 腰に回す部分はヒモだったりベルトだったりするが、 基本的にはあまり丈夫な素材は使わない。
掛布
竜の服に当たる。多少の防御性能もあるが、衣装的な側面が強い。 通常、竜の髪色に似合う配色・デザインのものか好まれる。 重い布でできており、ハーネスの腰のベルト部分から吊るす。 取り外し可能で、夜間などは邪魔になるため外すことが多い。
足輪
竜を短時間繋留しておくための足輪。スパイク部分を地面に埋め込んで使うが、普通抜き差しはしない。 乗用装備は外さず、そのまま繋ぐ。場合によっては翼鎖を併用する。 なお、長時間であれば竜舎に入れておくのが普通。 このタイプの足輪は、町などに設けられた着陸用の広場で見られる。
竜枷
ハーネスを外さずに装着できるようになっている特殊な竜用の手足枷。 拘束力は見た目より高い。 足を開こうとすると手の動きがきつく制御される仕組み。 歩行時の竜に両手を低く下げる姿勢を強制し、制御しやすくする。 また、足をそろえた状態では手を多少動かすことができ、これによってハーネスを外さず装着できる。檻
夜間竜を入れておく檻。竜舎の中に複数並んでいる。 図の2部屋で一頭分。扉はスライド式で鍵がかかる。 右側の部屋が廊下に通じており、装備の着脱や竜の手入れなどを行うための部屋。 左側が夜間竜を入れておく部屋で、右の部屋と合わせて二重の檻になっている。 檻の中には檻に固定された首輪があり、頭絡や鞍を外す前にまず首輪で繋ぐ。 その後頭絡、翼鎖、鞍を外す。しばしば掛け布も外す。 檻の中の竜は頑丈な首輪で繋がれており、ハーネスとアンカーは着けた状態であるため、 次に使用する際に頭絡の装着が容易である。 檻も頑丈で2重になっているため、滅多なことでは竜に逃げられる心配はない。 竜の首輪は左右の壁に繋がれているが、高さを変えることができ、 エサをやるときと、睡眠を許す時で鎖を掛け替えて高さを調整する。 竜の管理は厳重だが、竜が飼育員や竜騎士を故意に惨殺する事故も時々発生する。 制御具や檻は竜の再捕獲のためにも有効で、これらが抑止力になり竜を従わせている部分もある。
ライディア
概要
水竜
概要
騎竜
概要
Comics